Remzaにやってきたピアノとメンテの日々のこと。

Remza

はじめて会ったのは、10日ほど前のこと。高松を西へ、五色台の近く。

近寄りがたいようなオーラ、確かに噂どおりかっこいい。でもずっと眠っていたような、ほとんど鳴らない音。
これを何とかお店に持って帰っても、修復できる保証は無く、しかしRemza店主沖田さんの目に迷いはなく…

店主とたくさんのご友人たちの協力のもと、Remzaにピアノを運び入れました。
何とか無事に入って、それからメンテの日々。

まずは清掃から。
出ない音を出るように。
そしてメンテの達人が現れました。
出ない音が1つ出るようになるたび、皆で感動。

はじめる前は、いざ修復と意気込んでたけど、Remzaは珈琲と古道具のお店。
古くて良い部分はそのままに、本当に必要な部分だけ手入れをしていこうと決めました。

Remza

調律すべきかどうかもずっと迷っていましたが、メンテの最終日、ようやくピアノに返事をもらえた気がして、楽器に負担をかけないように少し低め432hzのピッチを基準に、時間をかけて慎重に、すると美しい響きが浮き上がってきました。

たくさんの大切なことを気付かせてくれたピアノ。
しばらくRemzaにいるので良かったら触りに来てくださいね。

Remza 演奏会 チケット完売 のお知らせ
たくさんのご予約ありがとうございました。